H27-2:わたしが手渡したいもの(協力:大阪DARC) わたしが手渡したいもの(協力:大阪DARC) わたしがクスリをやめたいと心の底から願った時 私の友人たちは皆去っていた。 孤独だった。 お金もなく、仕事もなく、未来への希望さえ なかった鉄格子の中で、世間を呪い、自分を 責め続けたある日 一人の薬物依存者がわたしに面会に訪れた 「あなたの薬物依存の体験は、あなたの財産ですよ」 その財産は