ヤる！プロジェクトはコミュニティの中でコミュニティの人と実施するプロジェクトです。性感染症やHIV感染症は誰にでも感染する病気ですが、日本ではゲイバイセクシュアル男性の間で感染が広がっています。とくに様々な商業施設やアプリを利用する人の中で広がっていると言われています。僕らの周りには20人に1人くらいの割合でHIVに感染している人がいて、早めに感染していることがわかって適切な治療を受けながら、普段どおりの生活を送っています。HIVを持っている人も持っていない人も、まだわからない人も、安心して暮らせるコミュニティを作り、楽しくつながれるセックスライフを応援するために、ヤる！プロジェクトは、より身近に情報とコンドームやローションを届けることを目的として実施しています。
□日本のLGBTはどのくらい？
これまで男性とセックスしたことがある男性は日本の成人男性の約4.6%と言われています。そこから考えると、ゲイバイセクシュアルやレズビアンやトランスジェンダーを合わせると、10人に1人くらいはLGBTである可能性があります。これは都市部でも地方でも同じくらいの割合です。
ですから気づいてないかもしれないけど、周りにはゲイバイセクシュアルや、レズビアンやトランスジェンダーが暮らしています。各地域にあるコミュニティセンターや「ヤる！プロジェクト」に参加してる団体にはLGBTの生活や性感染症に関する情報がたくさんあります。ぜひアクセスしてみてね。
□HIVを持っている人や周りの人へ
今ではHIVに感染していることが早めにわかれば、専門の医療機関に行って、自分の状態を知ることで適切な治療を受けながら今まで通りの生活を続けていくことができます。医療費を軽減する制度も活用できますし、生活に関して専門家や同じような生活を送っている仲間に、電話や実際に会って相談することもできます。
＊HIVに感染していることがわかった後の生活についてもっと詳しく知りたい場合は
→ http://futures-japan.jp/
＊HIV陽性とわかって間もない人のためのグループミーティング
→ http://www.hiyokkoclub.com/
＊身近な人からHIV陽性と伝えられたあなたへ
→ http://lwh.ptokyo.org/